沿革

なかよしぐるーぷの沿革

渋谷なかよしぐるーぷは、1970年、障害のある子どもたちの親が集まり、子どもたちがより良い放課後時間や休日を過ごすことが出来るようにと、活動をスタートしました。障害のある子どもたちと家族の実態調査や、障害のある子どもたちが学校に通うことができるように訴える運動、障害者福祉センターの建設など、黎明期から障害者福祉に関わってきた団体です。設立当初から、原宿にあった日本社会事業大学(現在は清瀬)の学生が活動の一旦を担い、大学移転から30年経った現在も、日曜日や長期休暇の活動には、多くの社会福祉を学ぶ学生が参加しています。障害のある当事者自身のニーズや想いを第一に尊重するその活動は、半世紀前から変わることなく受け継がれています。

現在は、障害のある当事者とその家族のさまざまなニーズの主に暮らしの質に関わる支援、児童の放課後の居場所「デイサービスなかよし」、児童から成人までの個別支援「ぷらっとなかよし」、緊急時の安心安全な居場所「緊急一時なかよし」、その他自主事業として「オトナナカヨシ」「スタジヲなかよし」などを展開しています。また、多くの専門性のある常勤スタッフがいることから、2019年より支援者の育成や知的障害の理解促進を深める研修事業も行っています。