私たちについて

渋谷なかよしぐるーぷが目指していること

障害のある人たちへのサービスは、児童福祉法、障害者総合支援法により整備されましたが、それはすでにあるサービスメニューから選ぶスタイルです。そこには、本人とその家族が望む個別のニーズが見えてきません。

私たちは、従来の枠組みでは満たせない「ニーズ」に寄り添い、その「スキマ」を埋めることで、障害のある人とその家族のより良い暮らしを考えていきたいと思っています。

認定NPO法人となることを目指しています

なかよしぐるーぷは、事業の安定化のため、認定NPO法人（認定特定非営利活動法人）となることを目指しています。

私たちは、毎月延べ120人以上の障害がある人の地域での生活をサポートしています。放課後等デイサービス、ホームヘルプ・ガイドヘルプ、緊急一時保護は、障害者総合支援法など国や自治体による事業で、実績に応じて給付費収入がありますが、団体の運営費用、設備の維持、事務処理経費などを十分に賄うことはできません。

また、オトナナカヨシやスタジヲなかよしなどの自主事業は、私たち自身で活動費を捻出しなければなりませんが、当事者やその家族のニーズに寄り添い、利用者やそのご家族からは好評です。こうした自主事業の積み重ねは、制度を変える、より良い支援を社会に問いかける第一歩です。

団体の運営費、設備の維持、事務処理経費、自主事業…これまでは支援の現場に出ているスタッフやプロボノの貢献、補助金や自己資金で何とか運営してきましたが、既に限界を超えています。