SalesforceのNPO分科会で事例発表しました|スタッフブログ

  • URLをコピーしました!

なかよしの最近のできごとや支援・サービスの内容、自己紹介などをスタッフが交代で報告します。今回はシステム担当のヒラツカさんです!

なかよしぐるーぷでは、支援の管理にSalesforce(セールスフォース)を活用しています。先日、SalesforceのNPO分科会のイベントで、「超アナログ管理の団体がSalesforce導入でどう変化したか」というテーマでヒラツカが事例発表をしてきました。

発表は、なかよしが、どのようにDX化を進めたのか、DX化によりどのような変化が団体に起こったのかについて、また、昨年のSalesforce活用共有会(なかよしは「優勝!」)上位3団体で行われた「事例深堀セッション」にもパネリストとして参加してきました。

Salesforceって何?

そもそも、「Salesforceって何?」と思われる方も多いかもしれません。簡単に言うと、Salesforceは世界中で使われているクラウド型の業務管理システムです。企業や団体が顧客や利用者の情報を管理したり、事務処理を効率化することができるツールで、NPO団体は、Power of Us プログラムという社会貢献プログラムを通し、一部ライセンスの無償提供を受けたり、プロボノ支援を受けたりすることができます。

なかよしぐるーぷも、3年前からその恩恵に預かり、プロボノさんの支援を受けつつ、Salesforceを導入、超アナログだった事務処理をコツコツと進化させてきました。

発表内容は?

発表内容は、3年前の超アナログな状況の説明と、そこからの導入経緯、どのような導入効果があったのか?について。

資金的にも人材的にも、全く余裕がない中で、やれることは限られていたため、効率が一番悪く、担当スタッフが疲弊していた「ぷらっと・なかよし」の計画作成の業務から導入をスタートしたこと。まずは小さく導入して、少しずつ導入範囲を広げていったこと。Salesforceでの運用が進んでいくと、業務時間の削減は勿論のこと、業務の見える化が進み、業務の分業化が進んだことなどをお話しました。

また、1年ほど前からぷらっとだけでなく、「デイサービスなかよし」への展開を進めたことで、部門間の連携がスムーズになったこともお伝えしました。

事例深堀セッションは?

事例深堀セッションでは、病気治療中の子どもたちのサポートをしている岡山のポケットサポートさん、紛争や災害で困難な状況にある人を支える活動をしているパルシックさんの登壇者の方とパネルディスカッションをしました。

2団体とも、Salesforceを有効活用している団体で、なかよしと同様、システムに投入できる資金的、人材的な余裕はないとのこと。ただ、3団体に共通していたのは、団体の活動が目的としていることは何か?目的としている活動にとって今何をするべきなのかを見極めつつ、それぞれのペースで対応できる範囲で対応しているということでした。

資金や人材が潤沢でないからこそ、最大限の工夫をせざるを得なかったのが実情ですが、制限のある状況は、本当に必要なことだけをシステム化することに繋がっているのかもしれません。(笑) 勿論、私たちのような資金的に余裕のない団体にも、色々なサポートを提供して下さるSalesforce社さまには、本当に感謝です。

なかよしのSalesforce活用が紹介されました

分科会の報告とは少しずれてしまいますが、昨年12月、なかよしのDX化について、Salesforceと併用して導入しているフリークドライブ社さまの事例紹介にも、記事を掲載していただきました。ご興味のある方は、是非こちらも読んでみてください。

寄付のお願い

なかよしぐるーぷは、東京都渋谷区で障害のある人たちの暮らしを支える活動をしている団体です。学校や事業所への送迎、障害のある子どもたちの学童、ご家族の緊急事態発生時の宿泊提供など、毎月延べ150人以上の暮らしを支えています。行政からの給付金収入だけでは団体の運営は難しく、ぜひみなさまの寄付をお願いします。Amazon欲しいものリストもやっています!

寄付はこちら
スタッフ募集

渋谷なかよしぐるーぷでは、現在、一緒に働いて下さる方を募集しています。

スタッフ募集

渋谷なかよしぐるーぷでは、現在、

一緒に働いて下さる方を募集しています。

  • URLをコピーしました!